トヨの「今日も眠いです」

睡眠時間がとにかく長い猫~トヨ 2017年3月14日、永遠の眠りに就きました

2010年02月

母は今日も自発呼吸で生きています。


11月下旬から約3週間、私は母の病室に泊まり込みました。
入院当初、尿意を催せばベッドから車椅子に移動しトイレで用を足していました。
脳圧を下げる為の点滴には利尿作用があり、大量の尿が出ます。
トイレに行くまでに間に合わないことがあるので、紙オムツと尿パッドを使用しています。
多量の尿は尿パッドで吸収しても、便意があればトイレで用を足したいという母を真夜中でも車椅子でトイレまで連れていきました。
支えがあれば自分の足で立つことが出来ました。

体は徐々に動かなくなっていきました。
車椅子に移動することが出来なくなりました。
尿意があれば、知らせてくれました。ベッドの上で尿パッドを交換してあげました。
看護士を呼ばなくとも、母自身に腰を浮かせてもらいながら、母自身に横向きに体を動かしてもらいながら、尿パッドを交換しました。

しばらくすると、尿意を感じなくなってきました。筋肉が弛緩しているのかもしれません。
ある程度の時間をおいて紙オムツを交換する時に、尿パッドが尿を大量に含んでいました。
ある時、紙オムツが便で汚れていました。母も気付かない内に出てしまったようです。
看護士さんがするようにはスムーズにはいかないけれど、綺麗に拭き紙オムツを交換しました。
母の下半身を丸出しにしたままバタバタする私に、股から風邪引いちゃうよと母は言い、ふたりで大笑いしました。

その後、足を動かせなくなりました。腰も浮かせなくなりました。左右に向かせた体を自分の手では支えられなくなりました。
私ひとりで紙オムツを交換することが難しくなりました。




車椅子用の広いトイレの中で、ふたりでああでもないこうでもないと点滴の管が体に巻きつかないようにしたり、ああでもないこうでもないと手すりを持ち直したり、笑いながら大騒ぎをしたことが懐かしいです。
ついこの前のことなのにね。



壁一面にリュウ君の写真を貼っています。





1枚だけトヨの写真を中央に貼ってます
(笑)


いつか必ず会いに行こうと思っていました。

それが叶わぬまま、キミがこんなにはやく旅立ってしまうなんて、想像もしていませんでした。

ブサカワ(笑)





いつも切ない目つきをしていたキミのことが大好きでした。









とても人懐っこくて、名前を呼ぶと駆け寄ってくる甘えっこのキミ。
初対面の私の膝になんの躊躇もなく乗ってきたことをよく覚えています。

キミがこんなにはやく旅立つとは、考えてもいませんでした。

お前はトドか(笑)





猫らしからぬ愛嬌たっぷりのキミのことが大好きでした。








空くん
銀ちゃん
どうぞ安らかにお眠りください。

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