ちなみに、波平の身長は178cmとの情報がある。
(マジかよ)
では、最近読んだ本の続き。
「雑草群落 上下」 松本清張
主人公は62歳の古美術商。その愛人、資産家の製薬会社社長、側近たち、文部省技官(鑑定人)、男盛りの一人息子、同業者、売れない画家など、それぞれに欲望や思惑を抱えた登場者たちの人間関係やそこで生じる疑惑や葛藤を、金銭や情を絡めて描く。
何が起ころうと、人は自分が時を変え時には場所を変えずる賢くも這い上がろうとする。逞しくはびこる雑草のように。
殺人事件の起こらない清張作品は珍しいかもしれません。上巻を読み終えてもまだ誰も死なない展開に、おやおやおや?と思いながら読み進めました(笑)
実家にあった文庫本を、移動中にでも読もうと持ってきましたが、確かに移動中用の文庫本という感じです。特に何も心に響くものはなかったなぁー。
昭和40年に新聞に連載されていた小説らしいです。
「ねこだらけ」 横山キムチ
登場するのは猫だけの、セリフも説明も無い4コマ漫画です。淡々と描かれているだけに、内容によってはニヤリとしてしまうものもありますが、これは好き嫌いがはっきり別れるだろうなと思います。
私は、どっちかというと、いまいちでした。続編も出ているようですが、買いません。
どこかでたまたま手にすることがあれば、積極的ではなくなんとなく読むことはあるかもしれませんが。
「天才柳沢教授 タマとの生活 完全版」 山下和美
天才柳沢教授の生活、というシリーズがあるようです。その柳沢教授と飼い猫タマとの生活だけをまとめた一冊です。たぶん。
私は漫画はほとんど読まないので、柳沢教授の人柄や職場や家庭環境や、そもそも何の教授なのかも知らず、何の予備知識も無いまま読み始めました。
教授と猫との生活を描いた連作なので、本作では教授はいつも家にいます。本当に働いてんのかよ、と読み始めた時は一瞬思いましたが、よくよく考えてみれば、教授の日常からタマとの触れあいの場面だけを抜粋したものだろうから特におかしなことではないと途中で気がつきました(笑)
何事も理詰めで解答を得ようとする柳沢教授、猫好きで教授思いの優しい奥様、奔放で教授になつくタマ、すべてが愛らしく微笑ましく、読んでいて自然と笑顔がこぼれる作品です。
教授の理詰めの行動や考え方は、猫に対してもまっすぐ向かいますが、それは決して人間の物差しで猫を支配する為ではなく、猫を尊重し、もっと知りたいという欲求からであり、そしてそこには猫への愛が溢れています。
猫の表情や態度や行動と、それに関わる人の描き方から、作者の猫への思いがよく伝わってきました。
何事においても猫を優先することは、人が好んでそうしているだけであって、そのこと自体が人にとってとても心地よい。
そんなことを再認識いたしました。
では、本日は浦和方面へ行ってきます。
トヨっぺ、留守番ばっかりやなぁー。
早く帰ってこいよ
うん、なるべくそうします。
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☆もうひとつのトヨの『今日も眠いです』
(マジかよ)
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「雑草群落 上下」 松本清張
主人公は62歳の古美術商。その愛人、資産家の製薬会社社長、側近たち、文部省技官(鑑定人)、男盛りの一人息子、同業者、売れない画家など、それぞれに欲望や思惑を抱えた登場者たちの人間関係やそこで生じる疑惑や葛藤を、金銭や情を絡めて描く。
何が起ころうと、人は自分が時を変え時には場所を変えずる賢くも這い上がろうとする。逞しくはびこる雑草のように。
殺人事件の起こらない清張作品は珍しいかもしれません。上巻を読み終えてもまだ誰も死なない展開に、おやおやおや?と思いながら読み進めました(笑)
実家にあった文庫本を、移動中にでも読もうと持ってきましたが、確かに移動中用の文庫本という感じです。特に何も心に響くものはなかったなぁー。
昭和40年に新聞に連載されていた小説らしいです。
「ねこだらけ」 横山キムチ
登場するのは猫だけの、セリフも説明も無い4コマ漫画です。淡々と描かれているだけに、内容によってはニヤリとしてしまうものもありますが、これは好き嫌いがはっきり別れるだろうなと思います。
私は、どっちかというと、いまいちでした。続編も出ているようですが、買いません。
どこかでたまたま手にすることがあれば、積極的ではなくなんとなく読むことはあるかもしれませんが。
「天才柳沢教授 タマとの生活 完全版」 山下和美
天才柳沢教授の生活、というシリーズがあるようです。その柳沢教授と飼い猫タマとの生活だけをまとめた一冊です。たぶん。
私は漫画はほとんど読まないので、柳沢教授の人柄や職場や家庭環境や、そもそも何の教授なのかも知らず、何の予備知識も無いまま読み始めました。
教授と猫との生活を描いた連作なので、本作では教授はいつも家にいます。本当に働いてんのかよ、と読み始めた時は一瞬思いましたが、よくよく考えてみれば、教授の日常からタマとの触れあいの場面だけを抜粋したものだろうから特におかしなことではないと途中で気がつきました(笑)
何事も理詰めで解答を得ようとする柳沢教授、猫好きで教授思いの優しい奥様、奔放で教授になつくタマ、すべてが愛らしく微笑ましく、読んでいて自然と笑顔がこぼれる作品です。
教授の理詰めの行動や考え方は、猫に対してもまっすぐ向かいますが、それは決して人間の物差しで猫を支配する為ではなく、猫を尊重し、もっと知りたいという欲求からであり、そしてそこには猫への愛が溢れています。
猫の表情や態度や行動と、それに関わる人の描き方から、作者の猫への思いがよく伝わってきました。
何事においても猫を優先することは、人が好んでそうしているだけであって、そのこと自体が人にとってとても心地よい。
そんなことを再認識いたしました。
では、本日は浦和方面へ行ってきます。
トヨっぺ、留守番ばっかりやなぁー。
早く帰ってこいよ
うん、なるべくそうします。
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